世にも奇妙な物語の3話目は又吉直樹さんによる『成る』
お笑い芸人としての又吉さん、小説家の又吉さん、俳優としての又吉さんと
マルチに活躍してますね。
いったいどんな物語なのか?あらすじと将棋のルールを紹介します。
『成る』とは?
世にも奇妙な物語『成る』あらすじ
有名棋士の物語。
岩屋賢太郎(いわや・けんたろう/又吉直樹)が対局に臨んでいる相手はAI棋士。
“不惑”という妙な名前だが岩屋はそんなことは気にしていない。
岩屋が駒を返すと、“朮”という見たことのない文字が。
岩屋には読めない漢字な上に、さっぱりわけがわからない。
そしてAI棋士が駒を返すと“明美”という文字が現れる。
平静を装うも内心、動揺を隠しきれない岩屋。
実は昨年、岩屋はその名前の女性と週刊誌に写真を撮られ、そのことが原因で妻とは離婚協議中だった。
“どういうことだ?”さらに対局を進めると中学校時代にトラウマになったある言葉が現れる。
さすがに耐えきれず部屋を出ようとするが、戸が開かない。
あきらめて対局に戻る岩屋の駒に“5月3日”という文字が・・・。
それは岩屋にとって忘れることのできない日だった。
家が貧しかった岩屋に、母は立派な将棋の駒を買ってくれた。
岩屋はふと、その頃のことを思いだし、攻めに転じる。
岩屋は果たして、AI将棋“不惑”との対局を制することができるのか?
将棋のルール
将棋の駒の種類
将棋の駒は、王将(玉将)、飛車、角行、金将、銀将、桂馬、香車、歩兵の8種類で、駒の数は双方が20枚ずつ、合計40枚を使います。
将棋の盤
将棋の駒を並べる場所を『将棋盤』といいます。
これは9×9のマスが書いてある木でできたものです。
駒の動き方
【玉】【金】の動き方
王様はすべての方向に動けます。
金は左右斜め後ろ以外はすべて動けます。
銀は上記の金よりも動ける場所がさらに少なくなります。
『歩』兵と『桂馬』です。
歩兵は1歩前進のみ。
桂馬は◎の1つ飛ばした先の左右どちらかに動けます。
そして『香車』は前に駒が無ければ端までどこまでもすすめます。
『成る』とは?
じつは将棋のルールで敵陣に駒が入ると『成る』といって『王』と『金』以外は
駒をひっくり返してパワーアップができるというルールがあります。
駒がひっくり返ると『成駒』といって、すべて『金』と同じ動きができるようになります。
敵陣まで駒を持っていくとやりたい放題って感じですね。(^_^;)
まとめ
今回の又吉さんの将棋相手はAIですが、このAIとの戦いで出てくる自分に関係する人の名前が出てきてゆさぶりをかけらる展開となるわけですが。
それと『成る』というタイトルがどのように結びつくのか?
楽しみですね。
将棋の『成る』という意味と世にも奇妙な物語の『成る』どんなふうに関係しているのか?